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リポートについて記事を書いているので書き方がわからない方には以下の記事をご覧ください。↓
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目次
課題文・ポイント・キーワード
課題文(4択のうち2つ選択)
1. 農薬の必要性と危険性についてその度合いを用いて具体的に説明しなさい。
ポイント・キーワード
1950〜1970年代の農薬使用と毒性により化学合成農薬の安全性と食の安心について論じること。
毒性・動植物・定着・安全性・BMI
課題文(4択のうち2つ選択)
2. 最初の生命はどの様に誕生したか具体的に説明しなさい。
ポイント・キーワード
化学進化による生命の起源を説明し自然発生説の否定を中心に人類の進化とヒトの誕生にまで触れた内容であること。
生命の起源・化学進化・白鳥の首・コアセルベート・無機物
残り2つの課題文
3. 幹細胞と再生医療について具体的に説明し今後の再生医療について貴方の考えを書きなさい。
4. 生命体を構成する物質について具体的に説明し、糖類(炭水化物)の種類単糖類・二糖類・多糖類の代謝について説明しなさい。
ポイント・キーワード
3. 多細胞生物では個体の細胞や組織が機能しなくなるとその細胞を補充し修復することが再生でありこのことを理解して説明する。
胚性幹細胞(ES細胞)・iPS・再生・未分化・骨髄
4. 糖質は生体によるエネルギーを供給あるいは貯蔵する主要物質であり、炭水化物が出ることを理解して糖質の代謝について説明する。
五炭糖・六単糖・ショ糖・麦芽糖・乳糖
合格したリポート本文
我々の食料を生産するうえで病気や他の動植物から守るため欠かせない存在となった農薬は我々の人体にも悪影響を及ぼす危険な農薬も存在している。1950年~1970年代の農薬の使用と毒性により化学合成農薬の安全性と食の安全性について論じる。
江戸時代には鯨から採取した油を水田に撒き、稲に付いている害虫を払い落とす方法が発明され、昭和の初期まで続けられた。また、戦前には除虫菊、硫酸ニコチンなどを用いた殺虫剤、銅、石灰硫黄などの殺菌剤など天然由来の農薬が使われていた。しかし、雑草に対しては手取りによる除草が中心で、戦後に除草剤が開発されるまで続けられた。戦後、科学技術の進歩により化学合成農薬が登場し、収穫量の増大や農作業の効率化につながった。これらの農薬の中には、人に対する毒性が強く、農薬使用中の事故が多発したもの、農作物に残留する性質が高いもの、土壌への残留性が高いものなどがあったため、そのまま定着し、人体に様々な悪影響が出始め、このことが昭和40年代に社会問題となった。その有毒な農薬の一つとされる、ネオニコチノイド系の農薬は、昆虫に特に選択的な神経毒性を持つとともに、水に溶けて地下水や周辺の植物に取り込まれ、長い間分解されないという残留性も持ち合わせている。こうしたネオニコチノイド系農薬の特性から、周囲の生態系への影響は①高濃度の農薬に短時間さらされる②低濃度でも長期間持続的にさらされるという2つのパターンから考えていく必要がある。特に後者においては近年研究データが報告され始め、生態系全体への新たな懸念を指摘する声が相次いでいる。ネオニコチノイドの毒性は昆虫に選択的であるとされているものの、一定濃度以上の農薬を投与されると哺乳類でも死に至ることが確認されている。また、食物に残留している農薬を摂取すると免疫機能が低下するという報告もある。生殖機能においては、タバコに含まれているニコチンと同じく胎児や新生児の脳内神経細胞に作用し、ニコチンと同じように、幼児の精神や身体の発達に影響を及ぼすことが懸念されている。
農薬は動植物を殺すために使われているので人も例外なく悪影響が出る。我々の食の安全性の確保のためにも対策を講じていかなければならない。最初の生命は約40億年前、地球誕生から6億年たった頃の海の中で誕生したと考えられている。様々な要因により海中で最初の生命が誕生したが、生命の起源はどこか盛んに議論をした時代もあった。これより、生命の誕生または人類の誕生について論じる。
そもそも生物が最初に地球上に誕生した生物は酸素に海洋中の有機物を利用して生活する嫌気性の単細胞生物であると考えられる。最初の生命の誕生後、二酸化炭素を用い有機物を生成する光合成細菌やシアノバクテリアが化学進化する過程で海洋に現われ大気中の酸素が増加し、陸へと進出を始めた。
霊長類が出現したのは今から約6500万年前、恐竜が絶滅する少し前といわれている。2500万年前から700万年前の、類人猿に良く似た動物はアフリカやユーラシア大陸で広範囲に分布していた。木の上で生活し、木の実などを食べて暮らしていた。やがて2500万年前くらいになると木から降りて生活するようになった。これは当時の地球で雨の量が全体的に減少し、森が少なくなったためといわれている。食事も、木の実から草原に生える草の実や根の部分へと変化していった。500万年前、人類と類人猿がわかれた。つまり、この頃から人類は他の動物と異なった、独自の進化を遂げはじめたのである。人類は進化するにつれ、多種多様な道具を使うようになり、脳の容量も増えていった。また、顔や歯はだんだんと小さくなっていった。
今の時代では生物は自然発生することがないという考えがごく普通だが、今の考えとは異なり、昔は自然発生説が通説となっていた。その説は生物が親から生まれず無機物から発生するという、アリストテレスの提唱した生命の起源に関する説の1つである。生命永久説を提唱するキリスト教とあいまって最も長らく支持されてきた説である。この説に対してパスツールが白鳥の首フラスコ実験を用い、生物は自然発生しないことが証明され自然発生説を完全に否定することとなった。
生物は偶然に偶然を重ねた存在であり、今我々が生活できるのは彼らのおかげであることを忘れてはならない。(文字数1763)
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参考文献
- 佐々木史江 他『人の生命科学』医歯薬出版 2011/4/1 p167〜181
- 南雲保『やさしい基礎生物学』羊土社 2003/1/20 p161
- 東京大学生命科学編集委員会『現代生命科学』羊土社 2015/3/15 p13
- http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/ 『農林水産省 農薬コーナー』
- http://sakurakoji.sakura.ne.jp/900Note/105.htm 『生命の誕生と40億年の進化』
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