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国立天文台によりますと2021年は月食が2回もあるようです。
月食や日食といった天体ショーが近づくとテレビのニュースにも取り上げられちょっとしたイベント騒ぎになることもありますよね。
しかし多くの人は「月食とは何?」「日食とどう違うの?」と月食と日食の違いもすぐに答えられる人は少ないかと思います。
なので今回は「月食」をテーマに、
- そもそも月食とは何か?
- 日食とはどう違うのか?
- 月食を見るためのオススメの場所・道具は?
を中心にまとめて解説していきたいと思います。
こちらを見て頂ければ月食と日食の違いを知人に教えることができるようになると思います!
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目次
2021年の月食の展望は?
2021年に月食は2回あります。
1回目の月食
一つ目は5月26日に皆既月食が起こります。
また北海道・東北地方・中部地方の西部や西日本では「月出帯食」と呼ばれる月が欠けた状態で昇ってくる現象が起こります。
2回目の月食
二つ目は11月19日に部分月食が起こります。
部分月食が少し欠ける程度ではなく、月のほとんどの部分が地球の影の中に入り込む、たいへん「深い」部分月食です。
また北海道や東北地方北部を除く地域では「月出帯食」となります。
月食ってそもそも何?
月食を簡単にまとめると、
太陽-地球-月の位置の時、月が地球に隠れ、隠れた部分が欠けている様に見える
そもそも月は何故夜でも光り輝いているのでしょう?
月は太陽の光に反射して輝きます。地球などの惑星も同じです。
光を当てられれば反対方向に影ができます。
地球にも太陽の光による影があり、太陽とは反対の方向に伸びています。
この地球の影の中を月が通過することで、月が暗くなる、欠けたように見えたりする現象が「月食」です。
月が全て隠れることを「皆既月食」、部分的に隠れることを「部分月食」と言います。
つまり月食の条件は、太陽-地球-月が一直線に並ぶ時、満月の頃だけに起こります。
ただし、太陽の通り道に対して月の通り道が約5.2°傾いているため、普段の満月は地球の影の北側や南側にそれたところを通ります。
そのため、満月のたびに月食が起こるわけではありません。
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月食と日食の違いは?
では「月食」と同じくらい聞く「日食」とはなんでしょう?
日食を簡単にまとめると、
太陽-月-地球の位置の時、地球が月に隠れ、隠れた部分が欠けている様に見える
月食の場合は地球が月を隠していたのですが、日食の場合は逆です。
日食は太陽と地球の間に月が入ることにより地球の一部分は月に影ができてしまいます。
その影が地球から見れば太陽が欠けている様に見えるわけです。
2012年5月21日に金環日食が日本で129年ぶりに観測されましたが、金環日食の場合は地球と月の距離が遠い時に起きます。
ちなみに次に金環日食が見られるのは2030年6月1日北海道全域で見られるそうです。
行けるならぜひ見に行ってみたいです。
日食を観察するときは、日食グラスや、鏡を使って太陽を壁に映して観察するなどして下さい。最悪失明します。
月食を見るためのオススメの場所・道具は?
オススメの場所は?
結論から言えばどこでも大丈夫です。
見る対象が「月」なので月の場所がわかれば天文台などの特別な場所へ足を運ぶ必要はありません。
強いて言うなら上空の見晴らしがいいところでしょうか?
夜空の中で見る方向は、とにかく「月のある方向」です。
オススメの道具は?
望遠鏡・双眼鏡なんかがあると視力に自信がない人でも観察できるのではないでしょうか?
人によっては何かしらの記録をしたい人はカメラやスケッチで記録してみるのもいいかもしれません。
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まとめ
いかがでしたか?
これから起こる月食について何かわかっていただけたら幸いです。
今は天体ショーとして広く認知されていますが、昔は「良からぬ兆し」として恐れられていた時代もありました。
そういった歴史も調べてみるともっと楽しめるかもしれません。
2021年も注目の天文現象が多い楽しみな年になりそうです!
じゃ、また!