
そんな疑問にお答えします。
- 合格リポートの最低限のルール
- 合格しやすいリポートのテンプレート
- リポートが不合格になったとき【負け戦にこだわらない】
当方はこれまで10科目以上リポートを書いてきました。冊数なら20冊です。
そのようにリポートをこなしてきて当方なりに合格ができるリポートの書き方が分かってきました。
なので今回は合格レベルのリポートの書き方、テンプレートを実体験に基づき紹介していきたいと思います。
目次
合格リポートの最低限のルール

次の通りです。
- ルール①:文字数は1600字以上
- ルール②:誤字・脱字をゼロに
- ルール③:参考資料を信頼性ある所から引用
ルール①〜③の順番に解説します。
なお、絶対に覚えておいて欲しいことは、ルール①〜③を失念すると不合格なるということです。
リポートはやっつけで合格できるほど簡単ではありません。
それではさっそく、当方が実際にリポートを書いたときの体験談を元に解説します。
文字数は1600字以上
まずはリポートの文字数を1600字以上書くこと。
日大通信のポータルサイトで配布されている「リポート課題集」を見ればわかりますが、以下の文章が書かれています。
出典:リポート課題集
リポート1通につき、1,600字以上2,000字以内で作成してください。
日大通信のリポートのルールである以上、厳守です。
一部科目は1,600字未満でも提出できますので要確認です。
とはいってもリポートの合否判定はAIではなく先生が行っているので1,600字ギリギリだと不合格になる場合があります。
実際に当方も1,600字ギリギリで提出した時、「文字数が足りない」と講評で書かれ不合格になりました。
逆に段落で空白部分を作ってかさ増しして文字数が1,600字未満で提出しても合格をもらったのとその辺は割と曖昧です。
そういったリスクを回避するには数カ所の文章を遠回しの表現で文字数を稼げば大丈夫です。
それで1,700字くらいはいきますので。
誤字・脱字をゼロに

誤字・脱字はやってしまうとかなり致命的です。
なぜなら基本的に誤字・脱字に超がつく程厳しいから。
採点する先生の中では誤字・脱字はかなりの減点対象なのでしょう。
人物名の誤字ならまだ納得できますが、些細なミスで不合格になったこともあるので確認は超重要です。
誤字・脱字対策で当方はよくWordの「校閲」機能をよく使っていました。
緑や赤の波線で間違った箇所を見やすくしてくれているので便利でした。
詳しく解説してくれる記事はコチラ↓
Word(ワード)で「校正・校閲」する方法!文章校正機能を活用して誤字チェックをしよう!
参考資料を信頼性ある所から引用
今の世の中、本以外にもインターネットがあればいくらでも情報を仕入れることができます。
かといってインターネットの情報はなんでも正しいわけではありません。
例えばWikipediaなんかが最たる例だと思います。
なぜなら不特定多数の人が自在に編集して情報を書き換えられるから。
これは実際に先生から聞いたことのある話ですが書かれている文章がWikipediaの引用なのかが判別できるらしいです。
真偽は不明ですがそういったリスクを回避するにはWikipediaの引用をやめておくべきです。

といった疑問が出るのでまとめました。
- その分野の権威として認められている人が運営するブログ
- 国立、都道府県、市区町村などの公共機関のホームページ
- 「CiNii」(日本の論文を探せるサイト)などに掲載されている論文
ブログを例に出すと、
もしあなたが情報収集する時
「その分野の権威として認められている人が運営するブログ」
「その辺の学生が運営するブログ」
どっちを信用しますか?
答えは前者ですよね。
公共機関のホームページ、大学教授が書いた論文も同じです。
参考にするにもどんな人が書いたのかを確認しなくてはいけません。
合格しやすいリポートのテンプレート

ではこれから当方が実践してきたリポートのテンプレートを紹介します。
基本的な流れは以下のの流れです。
- 導入部分
- 課題内容の概要
- 概要の内容を掘り下げ
- まとめ(総括)
ここでは実際に当方が本ブログで公開している心理学を例にします。
細く見たい方はコチラをどうぞ
ちなみに、リポートを書く際に使っていたボールペンではゼブラのサラサドライを使っていました。
理由は以下です。
- 安い(100円ちょっと)
- すぐにインクが乾き、手にインクが付かない。
- リポート3〜4枚分書ける。
- 太さが0.5以外にも0.4もある。
市ヶ谷の日大通信校舎前のFamily Martにも販売されていました。
導入部分
導入部分に関してはリポート課題集に記載されている「課題文」「キーワード」を文章が変にならないようにして書いていきます。
性格とは何を指し、また性格が形成される要因についてまとめ、性格を捉える方法で類型論・特性論はどのような理論があるのか。また両者の違いや理論の問題点について論じ、性格(パーソナリティ)の類型論と特性論について、両者の問題点について論じる。(118字)
この方法を用いることで科目によりますがリポート用紙の5行〜10行(100〜200字)は軽く埋まります。
課題内容の概要
課題に関する分野の概要的な文章を書いていきます。
性格の最もよく知られた定義にオールポートによるものがある。〜(中略)〜結論的には、環境の影響も受けやすいものもあり、それらが混じり合うという考え方が現時点での主流である。(739字)
このリポートの場合、「性格」という定義を先に書くことで概要部分を埋めていきます。
本で参考にするなら目次のタイトル欄にその分野の定義や概要に関することが書かれていることが多いので引用していけば30行〜50行(600〜1000字)程まで埋まります。
この文字数はご自身のさじ加減にお任せします。
概要の内容を掘り下げ
心理学では、性格の類型論と特性論がある。〜(中略)〜そもそも私たちは複数のカテゴリに分類できるほど簡単な性格はしていなく、研究のしやすさを考えても特性論に軍配が上がるだろう。(1090字)
参考文献の引用はたくさんしても大丈夫です。
なぜなら「ちゃんと学習してきましたよ。」という成果物として求められています。
なので本に書かれている文章を多めに引用しても問題ありません。
本の購入では楽天ブックスが種類が豊富にありますので楽天ブックスを利用してみるのをお勧めします。
楽天ポイントも付与されるので楽天会員にはお得ですし。

もし、楽天会員・楽天カードが無い人はこの機会になってみるのもいいかもしれません。
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まとめ(総括)
あとは全体的にまとめることで残りの足りない文字数を補います。
課題文によりますがこのまとめの部分は書かなくても大丈夫な場合が多いです。
なぜならリポートは自分の意見を求めているわけではないから。
当方は不合格リポートに「リポートは感想文ではありません。」という講評をもらったことがあるので間違いないでしょう。
ちなみにこの心理学のリポートは1950字だったのでまとめの文章を入れたら2000字を超えそうだったのでやめました。
まとめ文を書くかはご自身のさじ加減にお任せします。
リポートが不合格になったとき【負け戦にこだわらない】

もし提出したリポートが不合格だった場合、どうすればいいのか。
答えは「講評」の内容によります。
- すぐにわかる指摘→直して再提出
- わからない指摘→諦める
すぐにわかることだったらすぐに再提出すればいいですが、
ここで伝えたいことは自分にとって難しかった科目こだわる必要はないということです。
分からないということは「自分には相性が悪かった」ということが考えられます。
リポートの合否判定は最低1ヶ月程かかるので不合格だった場合はそれが水の泡になります。
必須科目でないのであればすぐに別の科目へと変更することをお勧めします。
履修登録も多めに登録することはできますので多く履修登録することはリスクではありません。
どうしても単位を修得したい人は

といった方には方法があります。
それは他人が書いたリポートを真似してみること。
学習していく中で悩みを相談できる場所として全国に「学習センター」が設けられています。
学習センターには教材、補助教材、参考図書、過去のリポートなどが閲覧できます。
「過去のリポート」というのは卒業されていった学生が学習センターに残していくことがあります。
どう書けばいいか分からない時は合格したリポートの文法、言い回し、参考にした書籍やインターネットのサイトなどを閲覧してマネしてみるのをおすすめします。(コピペはNG)
当方が市ヶ谷の学習センターでリポートを閲覧した時、リポートの数は共通科目が多かったです。
しかしコース選択のリポートは数が少なかった記憶があります。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
この記事でリポートの書き方が少しでも参考になっていただけたら幸いです。
リポート提出は確かに時間は多少かかりますが、ちゃんとやるべきことをわかっていたらそんなに難しくなく誰でも合格できます。
私は日大通信のことについてブログを書いていますので、他の記事も見ていただけると嬉しいです。
また、本ブログでは合格したリポートも公開されています。
じゃ、また!